スペインの建築雑誌2Gの最新号は、48と49の合併号。これまでにリナ・ボ・バルディ、マックス・ビル、ヘリット・トーマス・リートフェルトらが取り上げられた特集号の第四弾。ミースの完全作品集を目指し、今まであまり取り上げられてこなかった作品や現存しない作品も取り上げ、ドイツ、チェコ、アメリカに建てられた住宅作品を総括する。

掲載作品は、Riehl House, Perls House, Werner House, Urbig House, Kemper House, Eichstaedt House, Mosler House, Fuchs House, Wolf House, Esters House,Lange House, Tugendhat House, Lemke House, Farnsworth House, McCormick House, Morris Greenwald House）Houses for the Building Exhibitionの合計17作品。

現存しない作品は、当時の資料をもとにCGで復元し、豊富な写真と図面で紹介する。序文は、「マスメディアとしての近代建築、A・ロースとル・コルビュジエ」の編者で知られる建築学史家のビアトリス・コロミナ。